■VMDとは・・・「VISUAL MERCHANDISING」ビジュアルマーチャンダイジング
簡単にいうと、売場作りのノウハウの事。
直訳的には品揃えを視覚化させる...なので陳列や展示を指しますが、それだけではなく、販促や売上をUPさせる経営ノウハウなども含みます。
下記はVMDの基本的な概念図です。
これだけ見ると、いわゆる小売業のみの理論では?と感じると思います。
では、売上をUPさせるには何が必要かでしょうか。
【1】 売上= 買上げ客数 × 客単価
【2】 買上げ客数= 入店客数 × 購買率
【3】 客単価= 買上げ1点単価 × セット率
【4】 入店客数= 店前通行量 × 入店率
売上分析の際にこのような項目に分解してよく使われるものです。
売上をUPするには、これらの項目のいずれかの数値を上げれば、売上は上がります。
例えば【3】の客単価をUPさせるには、
「買上げ1点単価を上げる策」
「セット率を上げる策」
このどちらか、または両方をVMD理論を使って実現していきます。
では、小売業以外ではどうでしょう。
サービス業(エステや美容室など)にあてはめてみると
「買上げ1点単価」は「物」ではなく「サービス(エステや美容室なら施術)」となります。
「セット率」は「オプション」ですね。
・エステ・・・ピーリングやパックのオプション追加
・ネイル・・・アートやパーツの追加
・携帯ショップ・・・契約を伴うサービスやアクセサリー
他にも、保険の窓口やカフェなどの飲食店でも、置き換えて当てはめることができますね。
このようなものは「いつも提案してるんだけどな」
そう感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし確実に数値を上げるには、スタッフの提案ベースではなく、しっかりとした仕組み作りが必要です。
後編へつづく。
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Vo.2|売上がUPするVMDはどんな業種でも取り入れられる!【後編】
次回もおたのしみに!
ここではVMDの魅力や事例など、発信していきたいと思っております。
店舗運営をされている皆様へ少しでもお役に立てれば幸いです。
@livpromotion_vmd
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